簡易内窓キットで2重窓をDIY(前編)

内窓を設置する理由
現在の住居は賃貸アパートであり、全ての賃貸アパートがそうであるように冬場は激しく結露し、かなりの冷え込みに見舞われます。これはもうしょうがない。賃貸の宿命、大家から課せられた試練と受け取るしかないと思います。
冷気の大半は窓から侵入します。窓ガラスや金属製の窓枠・サッシは熱伝導率が高く、木材と断熱材の充填された壁に比べ断熱性能に雲泥の差があります。このクソ寒い長野県でアルミサッシを採用する意味がわかりませんが、使われてるものは仕方ありません。
どうやって窓からの冷気を遮断するか。断熱性の高い素材で窓の内側にもう一つ窓を作ってしまえ!というのが今回のお話です。調べてみるといろんなメーカーから内窓キットが販売されているようです。
内窓キットとはなにか
DIYで内窓が作成できるキットです。今回購入したのは株式会社光の簡易内窓用レール&フレームセットという商品ですね。公式はこちら。紹介ページとかじゃなくてWEBカタログなので重いです。このWEBカタログってやつは、細かく見れるのはいいんだけどSEO的にはどうなんでしょうか。あまり良くない気がします。
http://www.osaka-hikari.co.jp/webcatalogue/index.html#page=115
youtubeに商品紹介がありました。こっちならわかりやすいですね。
実際に届いた製品のパッケージはこんな感じです。

製品外観
塩ビ製のサッシと窓枠、そして別売りのポリカボードを使ってもう一つ窓を作り、元々あった窓と新しく作った窓の間の空気を断熱層として、結露の発生と冷気の浸入を防ぎます。生活の知恵的なもので窓にプチプチを貼ったりしますが、根本は同じです。
今回購入したのは以下4点です。合計12527円でした。窓の高さが900mm以下であれば一つ下サイズのキットが使えてパネルが1枚で済む上に補強材もいらなくなるので、かなり安く仕上がると思います。
- 光 ベランダ・大きい窓用Eセット ホワイト PTW-E 5790円
- 光 ポリカボード910×1820 KTP1894W-1 2枚 2118円×2
- 光 補強材アルミシルバー 27.5×14.3×1820 PTH1122、数量:2 2個 891円×2
- 光 簡易内窓用取っ手 1P2個入 PTT955 719円
設置場所
今回はリビングの腰窓に設置します。本命は寝室にある掃出し窓なのですが、高さが2000mmを超えるためもう1つ上のサイズのキットが必要になってしまいます。とりあえず小さ目の腰窓で作ってみて、問題がなければ本命の掃出し窓に取り掛かるという2枚越しの戦略です。設置イメージ等を見るとお世辞にもかっこいいというものではないので、設置した後の見た目があまりにみっともなければ撤去してしまうつもりです。

リビングの窓。腰窓の癖に高さが1300mm超えなので、冷気がバンバン入ってくる
設置手順
設置手順は次のような工程になります。案外面倒そうですが、同梱の説明書が結構細かく書かれていますし、そもそもそこまで正確性を求められるキットでもないので、あまり工作とかDIYとかやったことがない人でも何とかなると思います。
- 窓枠の採寸
- レールの切断・設置
- フレームの切断
- パネルの切断
- フレームとパネルの組み立て
- 設置
次回完成
上記の設置手順に従って、内窓を作成していきます。長くなりそうなので続きは後日。ちなみに既に完成していて、結構効果がありそうです。
追記:後半書きました。