FOSTEX FE103-Sol 16Ωでスピーカーを自作(研磨編)

前回の記事でユニットの設置と音出しが完了しました。今回はスピーカー全体を電動サンダーで研磨していきます。

研磨作業

いよいよ研磨作業に入るわけですが、この工程は技術は必要ありません。単純に時間と根気・体力が必要になります。それと道具ですね。電動サンダーがないと非常に厳しいです。木工ヤスリと紙ヤスリでもできないことはないと思いますが、5倍くらいの時間がかかると思います。

研磨の前に

このままではネジ穴が丸出しなので、ラミン棒で埋めていきます。ザグリ穴はあらかじめあけてあるので、丸棒をハンマーで叩き込んで余った部分をのこぎりで切断していきます。切断する際に使用するのこぎりはアサリなしの物が適しています。ライフが出しているクラフトソーとかですね。こういった場面だけでなく、配線用のモールを切ったり大きく切りすぎた木材の微調整をおこなったり、使用頻度の高い道具です。

ネジ穴

ネジ穴

ラミン棒を叩きこむ

ラミン棒を叩きこむ

綺麗になった

綺麗になった

また、スピーカーホールやバスレフポートは全てマスキングテープと新聞紙でふさいでおきましょう。内部に木屑が入ったら取り出すのは非常に骨が折れます。

作業場所について

一番の難点が作業場所の確保になると思います。室内で電動サンダーを使用するのはお勧めしません。音が非常に大きい上に木屑が部屋中に舞い上がり、大変な目にあいます。屋外で行うのが理想ですね。屋外でもうるさくて木屑が舞うことに変わりはないので、ご近所の目や洗濯物、駐車中の車等に注意して作業しましょう。

ちなみに私はベランダで作業しました。アパートの駐車場は広くて我が家しか駐車していないことも多く作業場所として文句ないのですが、電源がないため断念しました。わざわざ研磨のためだけにコードリールやバッテリー式のサンダーを買うのもちょっと……という思いもありまして。室内でも木屑を気にすることなく作業ができる浴室は結構な穴場かと思い試してみたんですが、音が反響して大音量となってしまい妻からクレームがついたためこれも断念しました。(妻いわく道路工事かと思ったとのこと)

ベランダでの作業時は、上下階が留守かつ小雨の日が作業日として最適です。雨の日に洗濯物を出している家庭はほぼないでしょうし、雨音でサンダーの音もかなりまぎれるためです。大雨の日はペーパーが濡れて作業できないだけでなく、漏電の危険もあるため止めましょう。

研磨作業開始!

研磨作業はすべて電動サンダーを使用します。リョービのS5000という小型のサンダーですね。

まずは上下の木口面です。パイン集成材は組織があまり密ではないので、切りっぱなしだと導管が割と目立ちます。また接合時はどうしても1mm程度のズレはできてしまうものです。これを電動サンダーでゴリゴリ削っていきます。重ねて言いますが、木工ヤスリでやる場合は数倍の時間がかかりますので覚悟しましょう。コツも何もなく、#60,#120,#240の順番でサンダーをかけていくだけです。

前面・後面にある合わせ目もしっかりサンダーで消しておきましょう。ここをきっちりやると、前から見たときに継ぎ目がほぼ見えなくなり見栄えがいいです。

ネジ穴に埋め込んだラミン丸棒の頭も、周囲との段差がなくなるまで削ります。

研磨完了

一番頑張った木口部分があまりわかりませんね。

研磨完了後

研磨完了後

ちょっと拡大

ちょっと拡大

前からの写真では、前と横の継ぎ目が目立たなくなっているのがわかるかと思います。

スピーカー2本でだいたい3時間程度かかるかと思います。準備にも手間がかかるので、納得いくまで研磨しておきましょう。完了したら固く絞った布巾で木屑を拭い取って終了です。木口やラミン棒の跡には木屑がたまりやすいため、しっかり拭いておきましょう。

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