FOSTEX FE103-Sol 16Ωでスピーカーを自作(組立編)

スピーカー内部配線中

前回までで穴あけ加工が完了しました。今回はエンクロージャーを組み立てていきたいと思います。

接合の下準備

50mmのスレンダースレッドと木工ボンドを併用して組み立てていきます。ネジの頭は10mmのラミン丸棒で埋め、目立たなくします。まずは下準備を進めていきましょう。

穴あけ位置にマーキング

まず、穴を空ける位置に対して鉛筆でマーキングを行います。板の厚さは18mmなので、板の端から9mmのところに、およそ100mm間隔で印をつけていきます。端の方は25mmくらいになるようにします。
この間隔はあまり決まった数字というものがないので、見た目上でズレたり空きすぎたりつまり過ぎていなければ、好みで結構です。
印を付けたら、マーキングポンチでくぼみを付けます。これは下穴をあける際にドリルの刃先がずれないようにするためです。

ネジ位置にバッテン書いてマーキングポンチ打っただけなので画像がありません……

下穴とザグリ穴を空ける

マーキングに従って直接ネジ打ちしてもいいのですが、割れたりスレたりするといやなのであらかじめ下穴をあけておきます。スレンダースレッドの太さよりも少しだけ大きい穴をあける必要があります。今回は4mmのドリルを使います。3mmだとネジより小さい穴になってしまうので、下穴の意味がありません。

そして今回は、ネジで締結後にネジの頭を隠すような細工をします。そのため、ネジ穴の位置に深さ6-8mm、直径10mmのザグリ穴(貫通していない穴)を空けておく必要があります。これはフォスナービットで行います。

画像の上側がザグリ穴、下側が下穴。下穴は貫通しているのがわかると思います。

ザグリ穴。貫通していない穴という意味です。

ザグリ穴。貫通していない穴という意味です。

板に色が塗ってあるのがわかるかと思いますが、色が塗ってある方が裏側です。さすがに表側ならもうちょっときれいに塗ります。裏側にも塗装を行っているのは、吸湿防止のためです。パイン集成材は湿気に弱く、強い湿度にさらされ続けると細かなひび割れを生ずることがあります。箱の内側なので神経質になる必要はないですが、念のため余ったニスで塗装を行うようにしています。

ネジをあてがい、ネジ位置を決定する

下穴にネジを差し込んだ状態で板同士を合わせ、ネジを押し込みます。こうしておくことで、接合する際に位置ズレが起きにくくなります。
こんなかんじで、先端が飛び出るようにします。

ネジを下穴に突っ込んで、先っぽをちょっとだけ出す

ネジを下穴に突っ込んで、先っぽをちょっとだけ出す

板と押しつけて、ネジの先端でもう片方の板にネジ位置をマーキングします。こうするとずれなくて楽ちん。

板と板をグッと押しつける

板と板をグッと押しつける

こんな感じで、ネジ穴の位置がマーキングされます。接合時の木工ボンドのせいで滑るため、こんな工夫をしています。

ネジ位置がマーキングされた板

ネジ位置がマーキングされた板

接合する

下準備が完了したので、後は木工ボンドを塗ってスレンダースレッドを電動ドライバーでねじ込むだけです。下穴を空けてあるのでほとんど位置ずれすることなく固定できます。少しずれることがありますが、ネジよりも下穴の方がわずかに大きいため、少しであれば修正可能です。

まだ途中の画像ですが、こんな感じです。

組み立て中

組み立て中

吸音材および配線

ニードルフェルト

ニードルフェルト

一面をのぞいて接合が終わったら、吸音材を敷き詰めていきます。詰め方はいろいろあるようですが、背面と片方の側面、それと上下に詰めるのが定番の様です。今回はこんな感じにしました。貼り付け方法は、両面テープでも接着剤でも何でもいいと思います。

吸音材固定中

吸音材固定中

忘れないように配線も終わらせておきます。スピーカーコネクタに配線を固定し、スピーカーが来るであろう位置まで伸ばしておきます。スピーカー側にはファストン端子を付けておくのを忘れずに。手元になければホームセンターのカー用品コーナーに行きましょう。今回はユニットが1つだけなので、単純にユニットとターミナルを結線すれば完了です。

スピーカー内部配線中

スピーカー内部配線中

さいごに

後は残った一面もネジ止めしてしまえば、エンクロージャーの機能としては完成します。その状態で音を出してみてOKそうであれば、お次は見た目の工作に入っていきます。ネジ穴の処理だったり研磨だったり、塗装の行程ですね。

今さらですが、もっとしっかり写真を撮っておけばよかったかなと今さら思っています。ブログやる予定なんて当時はなかったので、肝心なところの写真が全然ないんですよね……

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