賃貸でも壁に棚を作れる!「壁に付けられる家具」をDIYする方法

「壁につけられる家具」をDIY!

アパートやマンションの賃貸暮らしで「ここの壁に棚があれば便利なんだけど……」と思った経験が誰しもあると思います。無印良品で販売している「壁に付けられる家具」は、この問題を解決する割とメジャーな手段です。問題は、割高なことと決まったサイズしか販売されていないこと。もしもこれをDIYで作ることができたら、安く、自分の望むサイズの「壁に付けられる家具」を自由に作成することができます。実際に自作してみましたので、その方法について解説したいと思います。

※以前「壁に付けられる家具」の製作エントリーを書きましたが、今回はその焼き直しとなります。

「壁に付けられる家具」の構造

「壁に付けられる家具」は、大きく二つのパーツに分かれています。L字の棚本体と、棚を支えるH型のフックです。ここではそれぞれ「棚」「フック」と呼びます。

フックの構造

「壁に付けられる家具」に使用されているフックは、東洋工芸の「ハイパーフックかけまくり メタルフックWH」です。ハイパーフックかけまくりは、ハイパーピンと呼ばれる石膏ボード用の強力な固定ピンを使用した壁掛けフックです。メタルフックWHは中でも額縁用に設計されたものらしく、そこに無印良品が目を付けたのだと思います。

ハイパーフックかけまくり メタルフックWH

ハイパーフックかけまくり メタルフックWH

こちらの耐荷重は、1個につきなんと3.5kg!今回作成する棚には2個使うので、合計7.0kgまでの重量を支えることができます。(棚自身の重量を除く)
本棚にするのはさすがに無理ですが、置物やフィギュア等であれば問題なく乗せることができます。

こんな感じで壁に差し込みます

こんな感じで壁に差し込みます

実際設置する際には、このように間隔をあけて設置します。このちょびっと出っ張った部分に棚を引っ掛けてやるわけです。

棚の構造

フックにかける棚の構造はどうなっているのでしょうか。まずは無印良品の本物を参考にすることにしましょう。

無印良品の壁に付けられる家具の裏側

無印良品の壁に付けられる家具の裏側

棚の裏側が2ヶ所くりぬかれており、フックにあたる部分に金具が固定されています。この金具がフックに引っかかり壁に固定されるわけですね。よく考えてあります。

実際に作ってみよう

フックの購入

ハイパーフックかけまくりは、東洋工芸の通販サイトはもちろん、amazonでも楽天でも販売されています。ホームセンターでも見かけることはありますが、メタルフックWHは置いていないことも多いです。通販が確実でしょう。

棚の作成

棚の作成で肝になるところは、金具固定部の穴をどのように作成するか、この1点のみです。板に穴を掘るのは非常に難易度が高いため、今回は厚さの違うベニヤ板を組み合わせて同じ構造を作ることにします。

材料の準備

440mm×100mmの板材が合計4枚必要です。それぞれ18mm,10mm,5.5mm,3mmの厚さである必要があります。この3mmが特に重要です。フックを受ける金具を壁から3mm離れた位置に設置することで棚を壁面に固定します。

自作の壁に付けられる家具 図面

自作の壁に付けられる家具 図面

18mm,10mmの板材は加工する必要がありません。5.5mm,3mmの板材は、図面の通りに穴あけ加工を行う必要があります。心配することはありません。このくらいのベニヤ板であれば、カッターで加工できます。勢い余って手を切らないように注意すれば、1時間もあれば穴が開きます。5.5mm厚の方はちょっとしんどいですが、裏表からしっかり刃を入れれば問題なく加工できます。完成後は見えない位置になるため、綺麗に仕上げなくても大丈夫です。

加工済みの板材

加工済みの板材

18mm,10mmの板材を木工ボンドとネジでL字型に固定します。

棚板の接合

棚板の接合

10mm,5.5mm,3mmの板材を木工用ボンドで接着します。画像ではクランプを利用してガチガチに固めていますが、ここまでする必要はないでしょう。不安であれば、小さ目のネジで裏からとめてしまえば問題ありません。壁に密着する部分なので見えませんし。

薄板3枚の接合中

薄板3枚の接合中

板が一体になったら、フックを受ける金具をネジで固定します。この金具ですが、ホームセンターのカー用品コーナーやネジ売り場の近くに、かならずこういった金具を扱っている場所があります。そこで適当な大きさの金具を選べば問題ありません。写真の金具は4つで98円です。

やっすいやっすい金具

やっすいやっすい金具

以上の作業で、棚が完成しました。「板の接合面が気になる!」とか「ちゃんと色を塗りたい!」とかいった場合は、木口テープと水性ニスを使うとお勧めです。
壁に付けられる家具を自作する(塗装)なんかを参考にしていただければと思います。

木口テープで断面を綺麗にして、ニスで着色した棚を実際に壁に設置してみました。

実際に設置してみた

実際に設置してみた

さすがに無印良品のものほど綺麗にはできませんが、実用上は遜色ないものができたのではないでしょうか。

簡単にできます!

いかがでしたでしょうか?難しい工程は無かったのではないかと思います。唯一面倒な工程が板への穴あけですが、カッター1本あればこなせる作業です。これだけで賃貸でも好きなだけ壁に棚を増設することができます。構造を踏襲すれば、「壁に付けられる箱」であるとか、工夫すれば壁に付けられる写真立ても自作することができます。費用もそこまでかからないので、興味がある方は挑戦してみると面白いのではないかと思います。

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