非喫煙者からみたiQOSのメリット・デメリット

iQOSとは
iQOSはフィリップ・モリス社の開発した加熱式パイプタバコです。よく電子タバコと混同されていますが、iQOSはタバコ葉を使用するれっきとしたタバコ製品であり、ニコチンを含まない電子タバコとは根本的に異なります。
タバコ葉を充填したカートリッジを加熱して、タバコ葉からニコチン成分のみを効率的に摂取できるようにした製品です。火を使わないため副流煙がほとんど発生しません。
iQOSの副流煙はタールを含まない
iQOSはタールを出さないため、副流煙に含まれるのはニコチンと水蒸気のみです。煙草の臭いのほとんどはタールだと考えられるため、あの強烈な臭いが発生しないのは喜ばしい限りです。ニコチンは含まれますが、副流煙の害は同室で吸わない限りは無視できるものと考えています。
とにかく臭いんですよタバコは
タバコの何がいやかというととにかく臭いんですよ。よく「喫煙者は自分が臭いと認識できない」なんて話がありますが、信じられません。喫煙室から出てきたおっさんの口臭はうんこと同じレベルです。
タバコの煙自体はノスタルジーを感じることもあり嫌いじゃないんですが、副流煙が染み込んだ服・髪の臭いや喫煙者の車の臭いは耐えられるレベルではありません。特に車はきつい芳香剤の臭いと混ざり合い地獄そのものです。
喫煙者のマナーは最悪
小学生時代に美化活動の一環としてゴミを拾いながら登校するという、児童を使い勝手のいい労働力として使役する行事がありましたが、そこで一番数が多かったのがタバコの吸い殻でした。ごみを捨てるなと教育してるくせに、なんで大人の捨てたごみを俺らが拾わにゃならんのじゃいと常々思っていました。灰皿の中身をコンビニの駐車場にぶちまけていくDQNももはや見慣れた光景です。
マナーを破ることで喫煙者の立場が弱ることすら理解できない馬鹿に「ごみを捨てるな」と言っても分かるわけがありません。iQOSが喫煙のスタンダードになれば吸い殻が発生しなくなるため、そういった馬鹿にイライラせずに済みます。
早く普及してくれ
臭いがせず吸い殻も出ないiQOSは、非喫煙者が望んでいた形のタバコです。ニコチンは発生するので健康問題はありますが、タバコを吸っている人間は健康に悪いことなど百も承知なわけです。「タバコを吸って不健康になった!」なんて文句を言っている人間がいたら指差して笑ってやりましょう。
非喫煙者にとってはメリットしかないiQOS、頑張ってもっと普及してもらいたいもんです。