木材・合板博物館の思い出

新木場は木の匂いがする
新木場駅の周りは木材関連の会社や工場が多く、木の匂いがして歩くのがとても楽しい。
今回新木場に立ち寄った理由は合板博物館です。
ベニヤや合板の展示に特化したニッチな博物館で、入館料は無料。JKホールディングスのビル内に博物館があり、受付等は特になく勝手に入ることができます。
フロア構成はPDFで公開されていますが、もともと大きい博物館ではないので、順番に全部回ってもそこまで時間はかからないでしょう。
ちなみに訪れたのは2年ほど前の話です。
写真で紹介

出迎えの看板。特に人もおらず、こじゃれたオフィスビルのエントランスです。エレベーターであがったところが博物館入口です。

麻生元総理も来たとかなんとか。

入ってすぐに全体を眺めた写真です。3フロアぐらいあった気がするんですが、うろ覚えです。

色々な木製素材の紹介です。聞いたことがあるものから全然知らないようなものまで。

積層合板で作られた地球儀。合板博物館ならではという感じ。

木製のキッチンシンクの中はこうなってますよ!こんなところに合板は使われていますよ!のアピール。アパート暮らしの我々は必ず合板のお世話になっています。壁・床・内装・ドア。基本的には全て合板です。

木でできたプロペラの展示。実際に使われていたもの?説明文を撮影していなかったので、良くわかりません。

エレベーターから降りた場所に謎のオブジェが置いてあるのですが、これがちょっと怖い。ちょっとじゃないですね、かなり怖いです。

エントランスにある合板のベンチ。博物館の展示物ではないですが、合板の会社なんだなぁと思わされます。
ベニヤレースの実演は見られなかった
合板博物館の目玉展示は、何と言ってもベニヤレースの稼働模型でしょう。
※ベニヤレース 丸太を桂剥きする機械
ベニヤレースなんて、それこそ合板工場に行かないと見られない。是非とも丸太がグリグリと桂剥きされる様を見たかったのですが……実演は週に2回、水曜日と土曜日の14時からのみらしいです。残念。ベニヤレースを目当てに行く方は時間を確認してから行きましょう。
こちらのかたは実演が見れたようですね。いいなぁ……

ベニヤレースで加工された後の木片だけは見ることができました。
木と合板のバックナンバーをもらった
合板博物館の情報紙、「木と合板」のバックナンバーを頂きました。館内に普通に置いてあります。
ベニヤレースの開発ストーリーが載っています。やはりこの博物館の目玉展示であることは間違いないようです。是非とも次回訪れた時には実演が見たいものですが、娘が産まれた現在、東京に一人で来るのはかなり難しい…いつになることやらわかりません。
近所に住んでいれば新木場は散歩コースにちょうどいい
私は遠く離れた長野県に住んでいるので気軽に来ることはできませんが、近所に住んでいれば散歩にちょうどいいのではないかと思います。冒頭にも書いたように木の匂いがして気持ちいいですし、半オフィス街なので人通りもありません。平日はわかりませんが…帰りはちょっと頑張って近所のくくの木というギャラリーまで足を運びました。コーヒーはネスプレッソですが、木をくりぬいたコーヒーカップで出てくるのが乙です。ギャラリーに並んでるものはとても手が出るような値段ではなかったので、眺めるだけ眺めて帰りました。