アパートの壁穴を補修する(2)
前回はコチラ。
パテが乾燥したかどうか確認しましょう。乾燥している場合はパテが真っ白になっているはずです。未乾燥の状態では水分のためグレーっぽく見え、触ると気化熱(?)のためひんやりします。しっかり乾燥していれば、ヤスリで平面を出していきます。紙やすりを使う場合は非常に詰まりやすいので多めに用意しましょう。

まっ平らになりました。
平らになりました。壁紙を貼ってしまえば分らなくなるので、そこまで平滑にする必要はありません。
壁紙の柄は完全に同一なもので合わせないとちぐはぐになってしまいます。WEB画面で見ても、自分の部屋の壁紙なのかどうかよくわかりません。そこで役に立つのがAmazonで販売されている壁紙サンプル。A4サイズ1枚35円で販売されています。住宅メーカー提供の賃貸住宅ならばほぼサンゲツのものだと思いますので、WEBカタログとにらめっこしながら似たような柄を取り寄せましょう。

穴の上に仮止めして、元の壁紙ごとカットする。
新しい壁紙をあてがい、下の壁紙ごと定規とカッターで切り抜きます。こうすることで元の壁紙と全く同じに切出せます。その後、ボンドを塗り広げて貼り付けます。購入したボンドの粘度がかなり高く、広げるのに苦労しました。水で薄めてもいいかもしれません。
位置を合わせたら壁紙ローラーで押さえます。無くてもいけるような気がしてしまいますが、これは必須ですね。ローラーが小さくかなりの圧を掛けることができるため、特に端が綺麗に仕上がります。

完成
できました。結局取り寄せたサンプルの中にぴったりの柄は存在せず、なるべく色と雰囲気の近い壁紙を使用しました。現在の壁紙はおそらく廃盤になってしまったのだと思います。近くで見ればもちろん張り替えたとわかってしまいますが、1mも離れればほとんどわからなくなります。初めてにしては上出来じゃないでしょうか。

少し離れてみたところ
少し離れただけでほとんどわからなくなりました。左隅のマーカーがなければ気付かないでしょう。特に薄暗い夕方なんかはかなりカモフラージュできます。