壁に付けられる家具を自作する(構想)

無印良品の壁に付けられる家具

壁に付けられる家具

無印良品の壁に付けられる家具は、賃貸アパートに暮らす我々に収納の革命をもたらしました。賃貸アパートは原状回復が求められるため壁にネジ・クギを打つことがはばかられます。使用できるのは抜いた後も穴が目立たない、画鋲や押しピンの類のみ。ならば、その画鋲の類で強力な保持力をもたらせばいいのではないかということで産まれたのが「壁に付けられる家具」シリーズです。日本の偏狭な住宅事情が見え隠れしますね。

実物

無印良品の壁に付けられる家具

無印良品の壁に付けられる家具

これが壁に付けられる家具の実物です。幅44cmのタモ、お値段1900円。大きく2つのパーツに分かれていて、一つは壁打ち込むピン&金具のセット。もう一つが棚本体です。棚本体には金具に引っ掛けるための機構が作られており、うまいこと壁に密着して保持するようになっています。

金具について

無印良品の壁に付けられる家具の固定ピン

無印良品の壁に付けられる家具の固定ピン

壁に付けられる家具の金具は、東洋工芸 ハイパーフックかけまくり メタルフックWHであることが分かっています。

ハイパーフック かけまくり 額縁用

ハイパーフック かけまくり 額縁用

2つ入りで700円。これを使えば、自分の好みの「壁に付けられる家具」を作成することができます。棚と金具のかみ合わせが重要ですが、そこは無印良品のものを参考にさせていただきましょう。今回は習作のため、無印良品とほぼ同じものを作成することにします。うまくいったら、派生した自分好みの家具を作ります。

無印のはどうなっているか

無印良品の壁に付けられる家具の裏側

無印良品の壁に付けられる家具の裏側

計測した数値をそのまま載せるのはフェアじゃないと思うので、写真だけのせます。壁に密着する板にザグリ穴を2段階に分けてあけてあり、1段目に金属板を渡して固定されるようになっています。金属板の長辺にある切欠きは横ずれを防止するためのものだと思うので、必須ではないと考えます。コスト面を重視しているのか、商品名はタモですが裏面はMDFのように見えます。棚板も木口シールが貼ってあるので、タモの突板仕上げというのが本当のところでしょうか。

どう作るか

ザグリ加工は素人には難易度が高く、ルーターを持っていないので手間もかかりそうです。ザグリ加工はあきらめて、土台となる板に薄板を貼り付けて段差を実現することにします。鉄板はあまっていた金具を利用します。買っても数十円でしょう。厚みだけ気を付ければよさそうです。
無印の板厚は18.7mmでした。おそらく、18mmのMDFに0.3mmの突板を両面に貼った結果、接着剤と合わせて18.7mmという厚さになったのだと思います。今回は棚板にパイン集成材18mmを使います。壁に密着する側はベースを10mmのシナ合板とし、同じくシナ合板の5.5mmと3.5mmで段差部分を作成します。ふち周りの見た目が良くないため、そこは木口テープで隠します。壁板と棚の接着は主に木工ボンドで行います。ということで壁に付けられる家具を自作する(加工・組み立て)に続きます。

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